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コンデンサー膨張マザーボード修理・・・しかし

先日、東京に行った際に仕入れてきた、
ジャンクマザー2種のコンデンサー入れ替えを行いました。
1つはAOpen のAX-4B Pro-533、
もう1つはAlbatron PX865PE Pro というマザーです。

特にAOpen の方は、オクなどで見るとコンデンサーがパンクしたものが、
よく出品されているようです。

結果は、AOpen・・・×、Albatron・・・○ という結果になりました。
両方とも×ならば、orzとなるところでしたが、
1個でも動けばやったかいがあるものです。ヽ(´▽`)/

AOpen の方は、PowerSW を入れると、0.5秒間だけ反応するのですが、
その後、ウンともスンとも言わない状態でした。通電はしているようですが、
他の原因があるのかもしれません。(AGPカード・メモリとの相性など)
また他のマザーを調査する時にでも、動くかどうか調べてみることに。

加えて、2200μFの大型コンデンサーが大パンクしており、
その大量液漏れしたのが、下部の3端子レギュレータ?に引っかかっており、
その部分でショートして働かなくなっている可能性もあります。
(その場合はお手上げですが)

Albatron の方は、CMOSクリアー→BIOS設定の後、
Windows2000 のCD-ROM を入れたところ、インストールを開始し、
この段階までは動作することがわかりました。
あとは、長時間の使用に耐えられるかどうかですが、
そこまで調べる余裕もないので、ここまで確認しておきます。

▼ 入れ替えたコンデンサーについて(すべて105°C)
AOpen・・・16V-2200μF×2、6.3V-1500μF×2、6.3V-1000μF×5(計9本)
Albatron・・・6.3V-1000μF×11(計11本)
6.3V-1500μF は東信工業製、その他は、日本ケミコン製のものに取替えました。
作業時間は休憩入れて3時間程度でした。

いわゆる、コンデンサーの膨張の原因ですが、
約4〜5年前に台湾で製作されたロットの一部に、
電解液の配合を間違えて作ったものが大量に出荷されており、
そのものが、本来の耐用使用期間よりはるかに短く、
膨張して使用不能になるという現象です。
最近のものは、そのようなことはないそうです。

しかし、以前、マザー修理をよくされている方にお話をお聞きしまして、
「マザーの電解コンデンサーは最近のロットのものでも膨張するよ」
とのお話もあり、一概に最近のマザーだからといって、
耐用年数もつとは言えないようです。

1つはダメでしたが、あくまでも「ジャンク」ですので・・・
また、部品取りにでも使えることですし、
いずれにせよ、また1つ遊び道具が増えましたので、
パソコンの1台は組み立てられそうです。それでは。
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